カナダ・ケベックでのグランプリファイナルが幕を閉じました。
男子シングルはフリーで6人すべて4回転ジャンプを跳ぶというハイレベルな闘いが繰り広げられ、見ごたえ十分な大会でした。
●高橋大輔選手
ショートの4Tのアンダーローテ、3Lz+3Tがコンビネーションにならずで、76.49点でまさかの5位発進。しかし、フリーでは4Tで両手をついた以外は、キャメルスピンの取りこぼしはあったもののほぼノーミスの情感あふれる演技で巻き返し、FS2位の173.63点でパーソナルベストを更新!総合249.12点で2位となり、素晴らしかったです。演技後のスタオベが物語っていました。後半のジャンプが3A+3Tになっていて、ウワー!と大きな声を上げてしまいました。ショートもフリーもステップはレベル4。4回転ジャンプが決まるようになれば、まだまだすごいことになりそうです。ただPCSがなにゆえ、NHK杯ほど出ていないのか・・・ね。フリーの衣装も新しくなって、ショートもフリーもレースのひらひらっとした部分が素敵でした。
●羽生結弦選手
高橋選手の圧巻の演技後に、羽生選手が登場。堂々たる演技でした。フリーの「ロミオとジュリエット」は高橋選手・小塚選手も滑ったプログラムですが、羽生選手の最後の力強いステップが音楽ととてもマッチしていて、すごく好きです。思わず「ゆづ、がんばれー!」と応援したくなってしまいます。フリーの4Tの着氷も見事でした。フリーの技術点では、高橋選手87.05、羽生選手87.21。基礎点はなんと、0.96羽生選手が上。高橋選手が3連続ジャンプを跳べば上がってくるのかな。こんなに強い日本人の17歳っていたんでしょうか?
●パトリック・チャン選手
優勝はSP86.63、FS173.67、総合260.30点で、総合2位の高橋選手に11.08の差をつけたパトリック・チャン選手。。ショートの10.14の貯金が大きかったですね。ショートで1本、フリーで2本の4Tを入れていましたが、どれもクリーンな着氷にはなりませんでしたが、それでも圧勝でした。フリーは特にジャンプの乱れもあり、音楽に乗れてない演技に見えました。
NHK杯で調子を上げていた高橋選手のファイナル日本人男子初制覇を期待していましたが、来年のお楽しみになってしまいました。3度目のファイナル銀メダル、おめでとうございます。
PCSはスケーティングが基本となるそうで、チャン選手と高橋選手の演技を音無しで見てみました。そうすると、やはりスケートの伸びやスピードがチャン選手がすごいのかなってちょっと思えました。ジャンプの見分けはつくようにはなったけど、テレビではカメラが選手を追うので、スピード感はあまり伝わらないですよね。それを確かめに、チャン選手のすべりを生で見てみたいなと思います。
男子SPプロトコル http://www.isuresults.com/results/gpf1112/gpf1112_Men_SP_Scores.pdf
男子FSプロトコル http://www.isuresults.com/results/gpf1112/gpf1112_Men_FS_Scores.pdf
女子シングルは、鈴木選手のファイナル初の銀メダル、おめでとうございます。ショートの初挑戦の3F-3Tは残念でした。全日本ではきっと決めてくれると思います!フリーもジャンプが決まらないところもありましたが、スピンとステップ、そしてはじける明子スマイルと揺れるポニーテール。フリーのピンクの衣装もとてもラブリーでした。
ペアの高橋成美&マービン・トラン組は6位だったようですが、2時間半もあるテレビ放送なのに、どうしてスルーするのか・・・。
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